ヤマメ検卵作業
孤独に、ヤマメ検卵作業。
しゃくなげの森では、ヤマメの生命の時間に合わせた作業が続いています。
夕方まで三股町ふるさと祭り会場で、賑わいの中にいましたが、現在、一人孤独な作業に追われています。
ヤマメ発眼卵の検卵、死卵除去作業は、健康な卵を成長させるための重要な作業。例えるなら、ミカンでわかるように、カビたものが一個あると周りも腐ってしまいます。つまり、1個の死卵の水カビが健康な卵にまで影響を及ぼしてしまうのです。
そのため生命の時間に合わせて、死卵を先丸ピンセットで、一個づつ取り除く地味ですが大切な作業が続きます。その数200万粒以上。気が遠くなる作業です。昨年は徹夜の日が2日ありました。ちなみにはじまったばかりなのでマジで滅入っています。(苦笑)
しゃくなげの森のヤマメ採卵、人工授精の技術は高く、ヤマメ発眼卵は全国の養殖場へ出荷されます。つまりいま、全国各地で食べられるヤマメの原点の部分で頑張っているわけなのです。