花柄取り

きょうの雨は傘の要らない位だった。
ことしのように雨の日が多いと例年に比べ、お客様も少ない。
それでもこんな山の中に、遠方からお越しくださる。

早く咲いた花は終わり、来年また美しい花に来てもらえるように花柄を取ります。スムーズにポッキリ親指と人差し指で折れるのはいいのですが、種類によっては弾力のある花柄で、なかなかちぎれず手間取ることもあります。
明日は剪定ばさみを使ってみようかな?

この頃の作業で、大切なことがもう1つ。
しゃくなげの込み合った枝切。あまり切りすぎると来年の花が寂しい。そのままにしておくと勢力のある木が伸びすぎる。大きくかぶさったモミジの大木は高枝切りのチエンソーで切ります。

しゃくなげ木の下に咲くエビネ蘭もシャガもあります。「この花はなんですか」と言う問いに「しゃがんでみるから見るからシャガです」。と答えると隣の人に、しゃがんで見るからシャガと言うそうよ と真顔で。

どうぞ皆様お越しくださいませ。

 

シャクナゲおばさん 記