最終検卵
早朝4時から出荷前の最終検卵作業。
水の音だけが響く、暗く寒いところで孤独な作業です。
ヤマメの命の時間に合わせての作業が続きます。
人口受精して、生命の時計の針が動き出してから、毎日の水温を足していく積算水温。(毎日水温10度なら5日で50度となります)
今年は例年に比べ気温も高く、水温が下がらないので成長スピードが速い状態です。毎日成長を確認しながらの重要作業が続きます。
通常積算水温280度で発眼し検卵作業しますが、今年のように水温が高いと数日早く発眼してしまいますし成長も速いために出荷も急を要することになります。
発眼して卵の出荷まで5日の間で検卵作業しなければならないため昼夜関係なく時間に追われての作業になります。