徹夜の見回り

1時半、台風で雨と風が強くなってきましたね〜

ヤマメ養殖場では徹夜で池を見張ります。土砂降りの中ヘッドライトの明かりを頼りに見回りです。
川から落ち葉や小枝が大量に流れてきて、スクリーンに詰まって、水が流れない状態になると30分程度でヤマメは死んでしまいます。
そのため、養殖場では大雨強風の中、一晩中見回りになります。

最悪は水門に倒木などが詰まった時です。その場合は、濁流の中腰まで浸かり、命綱を身体に巻いての作業にもなります。

台風が過ぎても河川の水位が変わっていくので水門調節をしなければなりませんし、池に砂利などが入り込んでいるためスコップで持ち出したりデッキブラシで流します。細かい砂利をそのままにしておくとエラにキズが入り死んでしまうこともあるので、徹夜で疲れていても絶対しなければならない作業です
長い1日になりそうです。

生産者はみんな台風の時は大変です。