明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。
年の初めの今日2日、子供の頃は林業従事者の父に連れられて、山の見回りにお餅と焼酎を手に初山に行っていたのを思い出します。
小2と4歳になる孫が年始に来ていました。娘にテレビばかり見るから外に連れ出してと願われ、さてと私も運動不足だったので、探検に行こうと誘う。
ガマ淵に行くと朝の散歩の時には沢山いたはずの水鳥が5羽ほど。驚いたことにこの子供達は、ちっとも興味を示さない。どうやら見慣れているらしい。
でもやっぱり子供。水の少なくなった川を石を飛びながら渡り始めると俄然調子ずく。兄の方は弟をかばいながら、時に飛べそうにない所では石を抱えてきてここに飛べと進める。途中水に入ってズボンまでぬらしたりしたが楽しげ。
お母さんにお土産の寒椿の花を手に一旦一回りして上がったのに、もう一回行こうとお兄ちゃん。そこで、さらに上流に上がり水の取り入れ口から下って一本橋まで。今度は弟の方が山の方のシャクナゲの苗場の方に向かい、僕こっちに行ってみたいと、どうやら彼は川向こうは始めてらしい。
山に向かってすたすた。
2人とも、探検隊さながら先に先にと進む。もうおうちも見えなくなると、ここはどの辺りかと不安な様子。
ほほに熊イチゴのとげで刺し傷を作ったり、片足膝まで濡れてもすばやく靴下を脱ぎそれをポケットつっこんで、何も言わずにひたすら探検に興じていた。
チビッコアドベンチャーに乾杯の今年の初山であった。
シャクナゲおばさん 記